からだがみえる
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K+K+K+K+K+K+K+K+K+K+K+●能動輸送:active transport ●電位依存性Na+チャネル:voltage-gated sodium channel ●K+漏出チャネル:potassium leak channel ●平衡電位:equilibrium potentialK+K+−70●体液中には様々なイオン(Na+,K+,Ca2+,Cl−など)が存在するが,通常の静止膜電位付近におけるイオンの膜透過性はK+が最も高いため,静止膜電位は主にK+の平衡電位により決定される(他のイオンの影響は少ない).●脳の消費エネルギーの約50%は,静止膜電位維持などのための能動輸送に使用されている.脳虚血などにより十分なエネルギーが供給されない状態に陥ると,Na+/K+ATPaseが働かなくなり,様々な細胞機能障害が生じることになる.脳・神経神経系の細胞と機能●Na+/K+ATPaseが形成した濃度勾配により,Na+を流入させる力,K+を流出させる力が発生する.K+が多いK+漏出チャネル●内側が負になると,正電荷をもったK+を細胞内にとどめようとする(流入させる)力が発生する.+相対的に負K+漏出チャネルが開いているため,K+を細胞外へ流出させる力に従って,K+が細胞外へ流出する.●濃度勾配によりK+を細胞外へ流出させる力と,電位差によりK+を細胞内に流入させる力が釣り合った膜電位(平衡電位)が,静止膜電位である(約−60〜−90mV).外内0+++++++Na+Na+Na+Na+Na+Na+Na+Na+Na+Na+Na+Na+121An Illustrated Reference GuideNa+/K+ATPaseNa+チャネルが開いていないため,Na+を細胞内に流入させる力が働いても,Na+は細胞内に流入できない.●静止状態ではNa+チャネルは閉じていて,K+チャネルだけが開いている.そのためK+イオン濃度だけに依存して静止膜電位が発生する.mVNa+Na+ 細胞内は細胞外に対して負電位 静止膜電位●興奮していない状態(刺激がない状態,静止時)での細胞膜内外の電位差を静止膜電位という.●静止時の生体細胞では,細胞膜を隔てて内側が負(−),外側が正(+)に帯電しており,静止膜電位は負である.●この電位差は,主としてNa+とK+の,❶イオンポンプの能動輸送と,❷膜透過性の違い(イオンチャネルの開閉)により生じる.Na+が多い:陽イオンを細胞内へ流入させる力.:陽イオンを細胞外へ流出させる力.濃度勾配の形成電位差の形成相対的に正静止膜電位濃度勾配によりK+を流出させる力細胞内が正になる.細胞内が負になる.濃度勾配による力電位差による力電位差によりK+を流入させる力❶イオンポンプ〔p.118W〕の能動輸送細胞膜エネルギー(ATP)を消費して,Na+を外へ,K+を内へ輸送する.❷膜透過性の違い(イオンチャネル〔p.118W〕の開閉)電位依存性Na+チャネル−−

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