病みえ12-1版_1刷_立ち読み
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●細隙灯顕微鏡検査〔法〕:slit-lamp biomicroscopy ●点眼麻酔:topical anesthesia ●線維柱帯:trabecular meshwork ●前房(AC):anterior chamber ●角膜:cornea ●強膜岬:scleral spur ●毛様体帯:ciliary band ●毛様体:ciliary body ●鋸状縁:ora serrata ●網膜:retina ●脈絡膜:choroid ●色素上皮:pigment epithelium ●メラニン:melanin ●豹紋眼底:tessellated fundus ●近視:myopia●点眼麻酔後,Goldmann三面鏡を角膜前面に●前置レンズには様々なものがあるが,ここ●Goldmann三面鏡には,中央レンズの他に3つのレンズがついており,眼底の全面に加えて隅角も観察できる.●一度に見える範囲は狭いが,レンズを回転させることで,全周の観察が可能である.●中央のレンズの周りに角度の異なる3つのレンズがついている.検査●網膜・脈絡膜の菲薄化,色素上皮細胞のメラニン減少により,脈絡膜の血管が透見され,豹紋眼底とよばれる(近視眼でも認めることがある〔p.33〕).●眼底所見は疾患の影響だけでなく,加齢によっても変化する.●若年者に比べて全体的に光沢がなくなり,黄斑部の輪眼底の検査291An Illustrated Reference Guide写真提供:中馬 秀樹 細隙灯顕微鏡での眼底検査 Goldmann三面鏡●細隙灯顕微鏡検査で,前置レンズを使用することで眼底の観察が可能である.ではGoldmann三面鏡を解説する.●❹●❷●❶●❸●❹●❸●❶❷●❷●●❷●❹中高年(左眼)状反射は消失する.●❸●❷●❶●❷●❹置き,細隙灯顕微鏡で観察する.各レンズの観察範囲線維柱帯 シュワルベSchwalbe線前房角膜視神経乳頭黄斑●❶●❸高齢者(右眼)強膜岬毛様体帯毛様体鋸状縁 ゴールドマンGoldmann三面鏡

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