病13-1版_web立ち読み_201201
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678耳疾患外耳奇形●耳介周囲を切開して耳を立たせる耳介●必要に応じて,外耳孔をつくる手術や●右側第6〜8肋軟骨を採取し,形を整えたり組み合わせることで耳介の形態(軟骨フレーム)をつくる.●軟骨フレームを皮下に埋めこむ.●元の耳は耳垂などとして後方に移動すること●洗浄除去や鉗子,吸引管で経外耳道的に摘出する.●鼓膜に癒着した非腐蝕性の異物は自然●玩具●ピアス ●石,豆●パチンコ玉,ビーズ●綿棒の一部●毛髪,ペットの毛●紙片 ●昆虫など(甲虫類,蛾,ゴキブリ,アリ,クモ)など●生物としては甲虫類や蛾などが入りこむことが多い.●外耳道内にコガネムシの虫体が観察される.●表面が平滑なものが外耳道にはまりこんだ場合は,麻酔下に外耳道切開を行い摘出する.●オリーブオイル,アルコール,キシロカインスプレーなどを外耳道に入れて虫の動きを鎮め,その後経外耳道的に摘出する.●耳介形成術:otoplasty ●耳垂:ear lobe/lobule of auricle63An Illustrated Reference Guide 軟骨フレーム皮下に埋めこむ対応排泄を期待し,まずは経過観察する.など●❶第1期手術(肋軟骨移植術)肋軟骨もある.然入りこむことがある.原因と対応分類原因無生物生物●❷第2期手術切開により挙上挙上術が主に行われる.耳の溝をつくる手術も行う.耳鏡所見小耳症の例術前術後 複数回に分けて行われる 耳介形成術●小耳症や無耳症では,通常,小学校高学年(肋軟骨が十分な大きさとなる)から20歳前までに耳介形成術が行われる.Supplement外耳道異物●外耳道異物は無生物(無生異物)と生物(有生異物)に大別される.●無生物では,小児が玩具や石・豆などを故意に入れてしまう場合に加え,大人でも毛髪,ペットの毛,ピアスなどが偶

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