病みえ15
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●声門:glottis ●前庭ヒダ:vestibular fold ●喉頭蓋:epiglottis ●声帯ヒダ:vocal fold ●嗅部:olfactory region ●鼻甲介:turbinate/concha ●咽頭扁桃:pharyngeal tonsil/adenoids  ●甲状軟骨:thyroid cartilage ●輪状軟骨:cricoid cartilage/cricoid ring ●耳管:auditory tube/Eustachian tube ●内耳:inner ear ●中耳:middle ear ●外耳:external ear ●耳介:auricle/pinna ●軟口蓋:soft palate ●口蓋扁桃:palatine tonsil012約55°約55°345約25°約35°〜45°●解剖学的には気管から呼吸細気管支までを下気道とよぶ.●気道は,出生時には約17回分岐しているが,出生後さらに分岐が進み,最終的に23回分岐する.●新生児の気管は短く細いが,成長に伴い長く太くなる.●新生児の左右の主気管支の角度は左右差がほとんどなく,成胎生期に分岐気管支上気道上気道下気道呼吸器疾患呼吸器の解剖出生後に分岐*区域気管支枝ともよばれる.呼吸領域●また,小児の気道はやわらかくつぶれやすいことも特徴である.●加齢,体の成長に伴い,いずれも増大し複雑化していく.●後頭部が大きい.➡仰臥位では気道が屈曲し,閉塞しやすい.●狭い.➡鼻汁による気道閉塞を生じやすい.特に乳児期までは鼻呼吸が優位のため,注意が必要.●短く,内径も細い.➡感染などにより気道狭窄をきたしやすく,無気肺〔p.563〕や肺気腫〔病④p.211〕をきたしやすい.●分岐が未熟で単純.➡末梢までの距離が短く,病原体が末梢まで侵入しやすい.細気管支下気道557An Illustrated Reference Guide4cm20mm10cm1617181920212223人に比較して広いのが特徴である.新生児喉頭気管右主気管支全体的に短く・小さく・単純な形状をしている.成人と比較した小児の気道の特徴鼻腔気管支末端 出生後も成長・分岐が進む 下気道の構造新生児と成人の喉頭〜主気管支の比較 呼吸が障害されやすい 小児の気道の特徴●小児,特に乳幼児の肺,気管・気管支は成人と比べて未熟であり,成人内径6mm内径左主気管支小児頭部の形気管・気管支気道の分岐気管主気管支葉気管支区域気管支亜区域気管支*細気管支終末細気管支呼吸細気管支肺胞管肺胞囊鼻腔●広い.気管支末端●分岐が多く複雑.気道気道分岐次数分岐の時期鼻腔咽頭喉頭成人頭部の形●均衡がとれている.気管・気管支●長く,内径も太い.

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