病2-5版_web立ち読み_210204
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●血圧(BP):blood pressure ●脈拍数:pulse rate ●頻脈:tachycardia ●徐脈:bradycardia ●呼吸性不整脈:respiratory arrhythmia ●期外収縮:extrasystole ●絶対性不整脈:absolute arrhythmia/arrhythmia absoluta●心臓は通常,一定のリズムで収縮して血液を送り出しているため,脈拍も一定のリズムで触知することができる.●何らかの原因によって心臓の収縮するリズムが乱れてしまうと,脈拍のリズムも乱れてしまう.●リズムが規則的であることを整,不規則であることを不整という.診察●脳圧亢進●甲状腺機能低下症●徐脈性不整脈●薬物(β遮断薬,ジギタリス脈拍測定●心臓から規則正しく血液が拍出されている.●若年者ではよくみられ,病的な意義はない.●吸気時に主に迷走神経の反射性抑制によって心拍の間隔が短くなり(心拍が速くなる),逆に呼気時に心拍の間隔が長くなる(心拍が遅くなる).●心臓が通常収縮するより早く収縮すると,血液が十分に溜まっていない状態で拍出されるため,血管を伝わる波動が弱くなり,脈拍としては抜け落ちたように感じる.●1日100拍程度であれば,ほとんどの健常者で生じているが,心疾患がある場合や,頻回に発生する場合は注意が必要となる.●ほとんどの場合,心房細動(AF)〔p.186〕による不規則な心臓の整不整 ッドッドッドッドッドッ ッドッドッドッドッドッ●酸素需要の変化や,自律神経系の障害などが原因となり,脈拍数に異常が生じる.●脈拍数の異常は,頻脈と徐脈に分けることができる.なお健常成人の安静時の脈拍数は50〜100回/分程度である.●生理的な脈拍数の変化には,運動や入浴による頻脈や,睡眠時の徐脈などがある.41An Illustrated Reference Guide 健常成人の安静時は50〜100回/分 脈拍数の異常 規則的であれば整,不規則なら不整 リズムの異常(100回/分≦)●発熱●貧血●甲状腺機能亢進症●頻脈性不整脈●心不全●心因性(不安障害,パニック障害など)ドッ ドッ脈拍数に変化をきたす疾患・病態徐脈(≦50回/分)製剤など)一定のリズムが感じられる呼吸性不整脈吸気時:脈が速くなる期外収縮脈が1つ抜けたように感じる絶対性不整脈リズムが不規則(大きさも不規則)●●の大きさが心拍出量を表しています.脈拍が触れるためには一定量の心拍出量が必要であるため,上記●では脈を触れることができません.脈拍数が心拍数よりも少なくなることを脈拍欠損といいます.看護師(50〜100回/分)正常頻脈収縮が原因で生じる.

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