術者●血管内治療:endovascular therapy ●血栓回収療法:thrombectomy ●カテーテル:catheter ●脳梗塞:cerebral infarction ●血栓:thrombus ●頸動脈ステント留置術(CAS):carotid artery stenting ●コイル塞栓術:coil embolization ●遺伝子組換え組織プラスミノゲンアクチベーター(rt-PA):recombinant tissue-type plasminogen activator●血管内治療とは,カテーテルを用いて血管の内側から●脳梗塞急性期の治療としては,ウロキナーゼ局所動●血栓回収療法は,閉塞血管の血栓を取り除いて再開通させ,急性期脳梗塞の拡大を防ぎ,機能的予後を改善させる治●大腿動脈などからカテーテルを挿入する.●適宜血管造影を行い,ガイドワイヤーを用いて,カテーテルを血管閉塞部まで誘導する.●脳血管障害に関連する血管内治療としてはこの他,頸動脈狭窄症に対する頸動脈ステント留置術(CAS)〔p.112〕,くも●血栓回収療法は,関連学会が定める適正使用指針や,各デバイスの薬事承認条件をふまえて適応を検討する.●発症または最終健常確認時刻から最大で24時間までが適応となる.●rt-PA静注療法が適応となる場合はまずそちらを行う.●適応の詳細については『経皮経管的脳血栓回収用機器 適正使用指針』の最新版を参照のこと.●中大脳動脈が閉塞しているため,閉塞部●各種の血栓回収デバイス〔p.99〕を使用して,●血栓除去により血管が再開通し,中大脳動脈の末梢が造影されるようになる.●血流の再開により,神経症状98An Illustrated Reference Guide+αもっとわかる 開頭せずに病変にアプローチ 血管内治療とは 多くの研究結果により適応が拡大 血栓回収療法の適応病変へ到達し,種々の治療を行う方法である.カテーテル治療ともよばれる.注療法も血管内から血管閉塞部へアプローチすることから血管内治療に含まれるが,ここでは,血栓を機械的に取り除く血栓回収療法を中心に解説する.療である.膜下出血に対するコイル塞栓術〔p.136〕などがある.監修山上 宏血栓内頸動脈大腿動脈より末梢は造影されない.血栓を取り除く.発症または最終健常確認時刻から24時間以内の内頸動脈,中大脳動脈水平部(M1部),脳底動脈閉塞による脳梗塞患者X線透視装置モニター:術中の血管造影や,術前のCTA,MRAを表示する.治療後血流が再開する血栓を除去の改善が見こまれる.血管内治療(血栓回収療法)血栓回収療法の概要病変(血管閉塞部)への到達内頸動脈大動脈カテーテル血栓溶解療法(rt-PA静注療法)まずはrt-PA静注療法の適応を検討〔p.91,93〕血管内治療中の光景患者:局所麻酔で施行(意識,自発呼吸あり)治療中血管の閉塞により,血流がない血栓回収デバイス中大脳動脈カテーテルrt-PA静注療法の有無にかかわらず,少しでも早く治療を開始血管内治療(血栓回収療法)
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