病7-2_WEB立ち読み
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●日常生活動作(ADL):activities of daily living ●脳卒中ケアユニット(SCU):stroke care unit ●関節可動域訓練: range of motion exercise ●チーム医療:team care ●物理療法:physical medicine ●温熱療法:heat therapy ●作業療法:occupational therapy ●高次脳機能障害:higher brain dysfunction ●失語:aphasia ●構音障害:dysarthria ●嚥下障害:dysphagia●リハビリテーションは,脳血管障害の合併症・後遺症を防ぐためにリハビリテーション●回復した機能の維持,継続,改善●社会復帰●機能の低下や合併症を防ぎ,安定した日常生活を送れるようにする.●家庭,通所リハビリテーション施●発症からの時期や症状により,急性期,回復期,維持期(生活期)●身体機能をできるだけ回復させる.●機能改善のため集中的にリハビリテーションを行う.●状態を評価して機能予後を予測し,●廃用症候群〔p.153〕の予防●早期のADL向上●合併症,血圧の変化に注意し,注意点目的脳血管障害のリハビリテーション●手すりの設置など住環境の整備●家庭でのリハビリテーション●通所リハビリテーション●作業療法: 手指の訓練,●急性期病院(SCUや入院病棟など)●体位変換●良肢位●関節可動域訓練:場所リハビリテーションの例●言語聴覚療法:失語,構音障害,  嚥下障害などに対する訓練●リハビリテーション医療は,関連する専門職によるチーム医療が特徴である.●患者の抱える様々な問題に対し多方面からアプローチし,問題の解決を図り,●座位訓練,立位訓練●早期のADL訓練:●リハビリテーションの最終目標は,患者が元の生活に戻れるようにすることである.●したがって,リハビリテーションは画一的に行うのではなく,個々の患者の生活環境を想定したプログラムを立てて行う.●一般看護,ADL評価と訓練●病棟でのリハビリ指導,監督●患者,家族の心理サポート●再発予防,健康増進のための栄養●疾患の診断と治療●リハビリチームのリーダー●リハゴールの設定●医師の作成した処方箋に基づく 調剤,説明●義足,義手の製作●装具の製作,適合●入浴,排泄,食事などの介護●介護に関する指導●失語,構音障害,摂食・ 嚥下障害などの評価・訓練●高次脳機能障害の評価・訓練●患者,家族の社会的,個人的な 状態改善に向けた調整,支援●心理状態の評価,心理療法●患者,家族の心理的なサポート●上に挙げた以外にも,多くの職種が関わり,患者や家族の支援を行う.149An Illustrated Reference Guide発症後早期から始める脳血管障害のリハビリテーションリハビリ関連職がチームを組んで行うチーム医療非常に重要であり,発症後早期から開始する.に分けられる.1〜数週間到達目標(ゴール)を設定する.●回復期リハビリテーション病棟,リハビリテーション専門病院など●理学療法:立つ,歩くなどの訓練食事,着替え,入浴,排泄などのADL訓練目指すゴールに向けての支援をする.患者と家族社会福祉士,ケアマネジャー●福祉に関する相談,助言,指導●関係機関との連絡調整医療ソーシャルワーカー発症急性期十分なリスク管理を行う.保持他動運動,徐々に自動運動へ摂食,排泄など薬剤師理学療法士●運動機能の評価・訓練●物理療法(温熱療法など)の施行,指導作業療法士●作業療法の指導,訓練●ADL評価,訓練●高次脳機能障害の評価・訓練言語聴覚士臨床心理士数ヵ月〜半年頃回復期医 師維持期(生活期)設など施設での訓練看護師栄養士指導義肢装具士介護福祉士ホームヘルパー●家事援助,介護サービス

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