●六角形 (ベンゼン環状)●高シスチン尿●シスチン尿症〔p.244W〕●高尿酸尿●高尿酸血症●痛風〔p.195,病③p.144〕 ̶ ̶̶●高カルシウム尿●高シュウ酸尿●副甲状腺機能 亢進症〔p.246W,病③●原発性高シュウ酸●尿路感染症〔p.250〕(ウレアーゼ産生菌)●高カルシウム尿●Ⅰ型尿細管性アシドーシス〔p.172〕●副甲状腺機能 亢進症クッシング●Cushing症候群 〔p.244W,病③p.284〕など ●尿酸排泄促進薬●アセタゾラミド〔p.246W〕●副腎皮質ステロイド*●活性型ビタミンD●副腎皮質ステロイド*●活性型ビタミンD●ビタミンC●尿酸排泄促進薬X線画像陰影尿路結石総論●クエン酸製剤**●重炭酸ナトリウム**●チオプロニン〔p.247W〕●D-ペニシラミンX線陰性結石(シスチン,尿酸,キサンチン)は各種試験でも問われやすいため,覚えておきましょう.●クエン酸製剤**●重炭酸ナトリウム**●尿酸生成抑制薬(アロプリノール)●フェブキソスタット●抗菌薬(尿路感染●サイアザイド系利●クエン酸製剤●サイアザイド系利●クエン酸製剤●重炭酸ナトリウム●マグネシウム製剤*骨吸収を促進して尿中カルシウム排泄が増加するため,カルシウム含有結石が発生しやすくなる.**結石の溶解療法としても用いられる.●これらの他に2,8-DHA(dihydroxyadenine)結石,薬剤性結石,キサンチン結石などがある.シスチン,尿酸,キサンチン結石はX線像(KUB)〔p.30〕にほとんど,または全く写らない(X線透過性が高い)ためX線陰性結石とよばれる.●経皮的腎尿管砕石術(P〔C〕NL):percutaneous nephro-uretero lithotripsy ●経尿道的腎尿管砕石術(TUL):transurethral lithotripsy ●軟性鏡による経尿道的腎尿管砕石術(f-TUL):flexible transurethral lithotripsy ●リン酸マグネシウムアンモニウム(MAP)結石:magnesium ammonium phosphate calculus ●シュウ酸カルシウム結石:calcium oxalate calculus ●リン酸カルシウム:calcium phosphate ●尿細管性アシドーシス(RTA):renal tubular acidosis/tubular acidosis●CTではX線陰性結石を含む全ての成分の結石を描出することができる.●クエン酸やマグネシウムはカルシウム結石の形成を抑制する作用がある(特にクエン酸はカルシウムを可溶性にするキレート作用をもつ).またクエン酸や重炭酸ナトリウム(重曹)は尿のアルカリ化作用があり,尿酸,シスチン結石の溶解療法として用いられる.p.268〕女性の腎サンゴ状結石〔p.244〕に多いアルカリ性酸性やや淡い写らない症に対して)基本である.〔p.247W〕245写真提供:浅井 さとみ 原因の推定にも役立つ 結石成分とその特徴●結石には次のような種類があり,その成分により原因を推定することができる.●上部尿路ではカルシウム結石(シュウ酸カルシウム,リン酸カルシウムの単独または混合結石)が全体の約80%を占める.●下部尿路では,男女ともカルシウム結石の割合が減り,特に女性では感染結石であるリン酸マグネシウムアンモニウム(MAP)結石が約半数を占める.結石の 成分シュウ酸カルシウム尿沈渣結晶上部尿路結石の約80%を占める原因となる尿の変化酸性関連する疾患尿症など原因となる薬物濃い尿薬〔p.69〕薬物による再発予防リン酸マグネシウムアンモニウム(MAP)リン酸カルシウムアルカリ性最も濃い尿薬※結石除去が治療の尿酸シスチン酸性淡い医師100μm写真提供:丸山美帆子, ●正八面体 (二水和物)田中勇太朗100μm100μm写真提供:丸山美帆子, 田中勇太朗●針状,板状など写真提供:丸山美帆子, 田中勇太朗かんがい ●棺状(棺蓋状)100μm写真提供:丸山美帆子, ●不規則板状田中勇太朗
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