病9-4版_立ち読み
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●ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG):human chorionic gonadotropin ●受精卵:fertilized egg/fertilized ovum ●月経周期:menstrual cycle ●卵巣:ovary ●排卵期:ovulatory phase ●子宮内膜機能層:functional layer of the endometrium ●子宮内膜基底層:basal layer of the endometrium ●らせん動脈:spiral artery ●子宮内膜腺:endometrial gland ●動静脈吻合:arteriovenous communication ●腺腔:cavity of gland ●間質:stroma ●基底膜:basement membrane ●脱落膜:deciduaAn Illustrated Reference Guide●月経開始日より起算して,次回の月経開始前日までを月経周期という.●月経周期の日数は28〜30日であることが最も多い.●子宮や卵巣の変化のサイクルが月経周期として現れる.●黄体期が14日でほぼ一定であるのに比べ,卵胞期の日数は変動が大きく,●月経周期と超音波所見の詳細はp.210を参照のこと.●子宮内膜の機能層が卵巣ホルモンの周期的変動に反応する.●子宮内膜腺からの分泌物は,精子や受精卵のエネルギーとして使われる〔病⑩p.20〕.月経周期女性性器の構造と性機能月経約14日機能層子宮内膜の変化●排卵が起こるとプロゲステロンはエストロゲンとともにらせん動脈をさらに増生させる.●エストロゲンはらせん動子宮内膜腺の変化●子宮内膜腺もプロゲステロンの影響を受けて曲がりくねり,グリコーゲンに富む分泌物を分泌し始める.●またプロゲステロンにより,機能層は●らせん動脈は基底層から機能層へ侵入し,機能層の増殖・肥厚を促す.*核下空胞は分泌期初期のみにみられる. 子宮内膜の変化卵巣における変化21 子宮内膜と卵巣の周期的な変化 月経周期 卵巣ホルモンの種類と量に応じる 子宮内膜の変化+月経周期のずれや個人差に影響を及ぼしている.卵胞期プロゲステロン↓エストロゲン↑↑らせん動脈基底動脈子宮内膜腺基底膜●エストロゲン,プロゲステロンの急激な低下によりらせん動脈は虚血性変化を起こし,脱落膜様に変化した機能層は壊死・剝離して子宮外に排出される(消退出血)〔p.28〕.脈を増生させる.月経期(3〜7日)子宮内膜エストロゲン↓月経期緻密層海綿層基底層腺腔間質**脱落膜については病⑩p.33を参照のこと.増殖期排卵期エストロゲン↑増殖期子宮内膜腺排卵静脈洞動静脈吻合核の偽重層化脱落膜様変化**を起こす.28日14日分泌期黄体期プロゲステロン↑↑分泌期内膜腺内膜腺の迂曲・の迂曲・拡大拡大核下空胞*+

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