病9-4版_立ち読み
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●腹腔鏡下筋腫核出術:laparoscopicmyomectomy ●性腺刺激ホルモン放出ホルモン/ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH):gonadotropinreleasinghormone ●MRガイド下集束超音波療法(FUS):MRguidedfocusedultrasoundsurgery●術前検査において,MRI画像上仙骨岬角内に子宮が入る●子宮筋層からの出血を抑えるため,GnRHアゴニストの事前投与や,術中のバソプレシン子宮筋層注入などが行われる.●術後の癒着による妊孕性の低下を防ぐため,癒着防止剤を使用する.●核出した子宮筋腫は,特殊な器械により細切して腹壁の小孔から取り出す.これにより,ほとんどの手術で腹壁の切開●3ヵ月間のGnRH アゴニスト投与を行ってから治療すると効果が高い.●患者の約80%で症状改善がみられる.●超音波による軽い皮膚の熱傷を引き起こすこともあるが,ほかの合併症は少ないので安全性が高い.しかし,1 回の治●子宮壁を切開すると子宮筋腫が現れる.●子宮筋層を走る血管と並行に横切開すると出血量が142An Illustrated Reference Guide 手術療法の主流腹腔鏡下子宮筋腫核出術●腹壁に開けた小孔から腹腔鏡や鉗子などの器具を挿入し,日帰り治療が可能FUS(MRガイド下集束超音波療法)●集束した超音波を子宮に照射し,筋腫を熱凝固する治療法.●MRI で病巣の位置を確認しながら行う.●筋腫は壊死し,数ヵ月かけて組織内に吸収される.子宮筋腫を核出する.状態であれば,術中に良い視野が確保できる.腹側剝離鉗子背側フック型超音波メス抑えられる.創を拡大することなく子宮筋腫を腹腔外に出すことが可能である.療に3~6 時間かかり,また残った筋腫が再び増大することもある.子宮体部子宮筋腫筋腫核除去方向(牽引方向)子宮筋腫●子宮筋腫を牽引しつつ正常筋層を全周性に剝離する.●筋腫核出後に切開創の縫合を行う.子宮筋層適応放射線科医適応有症状の筋腫大きさ 直径10cm程度まで* 数  明確な制限はなし**挙児希望または子宮温存希望 あり *筋層内筋腫の場合**個数が多い場合,手術時間の延長や出血量増加をきたす.腹側マルチン型鉗子背側大きさ 直径12cm以下 数  3つ以内挙児希望 なし虫眼鏡で太陽光を集めると紙が燃やせるのと同じ原理ですね子宮筋腫を熱凝固するトランスデューサー

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